[jsai-fin 0048] シンポジウム「地球秩序の構造変動と日本の経済・安全保障戦略〜グローバル公共財学の構築に向けて」

HASHIMOTO, Takashi hash @ jaist.ac.jp
2009年 7月 22日 (水) 01:14:41 JST


SIG-FIN MLのみなさま

シンポジウムの案内をお送りさせていただきます.
ファイナンスは直接関係しないですが,竹中平蔵氏の講演,
社会シミュレーションなどにご興味をお持ちのかたも,このML
にはいらっしゃるのではないかと想像いたします.

また,この案内を興味を持っていただけそうな各所へ
転送していただけますと幸甚に存じます.

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科学研究費補助金(基盤研究(S))研究課題「グローバル公共財としての地球
秩序に関するシミュレーション分析」プロジェクト・シンポジウム
「地球秩序の構造変動と日本の経済・安全保障戦略〜グローバル公共財学の構築に向けて」

日時:2009年8月2日(日) 13:00〜17:00 (開場 12:30〜)
シンポジウムHP:http://www.gpgsim.net
会場:京都大学百周年時計台記念館1階 百周年記念ホール
アクセス:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm

今日の世界を揺るがす、世界同時不況、核拡散、テロの脅威、環境問題などの
問題の解決に関し,本研究プロジェクトは、学問領域横断的な公共財理論の発展
とシミュレーション研究の組み合わせによって、新しい研究の可能性を追求して
きました。
このシンポジウムは、プロジェクトが実施した、過去4年間における研究成果
の公表と外部評価,講演を交え,グローバル公共財学の構築に向けた展望を示す
ことを目指すものです。

多くの方のご参加をお待ちしております。

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+科学研究費補助金(基盤研究(S))研究課題「グローバル公共財としての+
+地球秩序に関す++るシミュレーション分析」プロジェクト・シンポジウム+
+「地球秩序の構造変動と日本の経済・安全保障戦略〜グローバル公共財学の+
+構築に向けて」                           +
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■ 日時・会場
2009年8月2日(日)13:00〜17:00 (開場 12:30〜)
京都大学百周年時計台記念館1階 百周年記念ホール
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
参加無料(定員500名,事前申込優先,申込み方法は下記の通り。空席がある場
合は当日参加可)

■ プログラム

13:00−13:10 開会の挨拶 吉田和男(京都大学)
13:10−15:10 プロジェクト成果報告「グローバル公共財としての地球秩序」
「グローバル公共財」井堀利宏(東京大学)
「グローバル公共財の政治学分析」鈴木基史(京都大学)
「GPGSiMによるシミュレーションモデルの蓄積と再利用」八槇博史(名古屋大学)
「GPGSiMを使ったシミュレーション研究」江頭進(小樽商科大学)
外部評価 田所昌幸(慶應義塾大学)
15:30−16:10 基調講演 西原正(財団法人 平和・安全保障研究所理事長)
「世界秩序、地域秩序の変化:グローバル公共財学の構築に向けて」
16:10−16:50 基調講演 竹中平蔵(慶應義塾大学グローバルセキュリティ研
究所所長)
「世界経済の構造変化と日本:グローバル公共財学の構築に向けて」
16:50−17:00  閉会の挨拶 吉田和男(京都大学)

■ 参加申込み方法
事前登録制のため、お名前とE-mailアドレスを記載の上、メールにてお申し込み
下さい。お問い合せもメールにてお願いします。
頂いた情報は当シンポジウム以外の目的には使用しません。
E-mail : sympo09 @ gpgsim.net
シンポジウムHP:http://www.gpgsim.netにも登録フォームを用意しました。

■ 開催者
主催「グローバル公共財としての地球秩序に関するシミュレーション分析」プロ
ジェクト 科学研究費補助金(基盤研究(S))課題番号:17103002
研究代表者:吉田和男(京都大学経済学研究科)
共催 慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所
財団法人 平和・安全保障研究所

■ 開催趣旨
今日の世界には、世界同時不況、核拡散、テロの脅威、環境問題などの問題が
山積している。グローバリゼーションの進展ともにこれらの問題は相互に複雑に
リンクするようになり、その解決の困難さは増している。しかし、既存の問題解
決の処方箋はこの新しい情勢に対して次第に適切さを欠くようになってきた。こ
れに対して、京都大学経済学研究科吉田和男教授を研究代表とする我々の研究プ
ロジェクトは、学問領域横断的な公共財理論の発展とシミュレーション研究の組
み合わせによって、新しい研究の可能性を追求してきた。
科学研究費補助金(基盤研究(A))の研究「ポスト冷戦期の平和と安全保障
のための国際公共財」(2000〜2004年度)では、分権的な国際システムの諸問題
を解決するための理論的基盤として、国際公共財の理論的研究に重点を置いてき
た。続いて科学研究費補助金(基盤研究(S))「地球秩序に関するシミュレー
ション分析」プロジェクト(2005〜2009年度)では、グローバルな公共財問題を
研究する重要な手法としてシミュレーション研究に重点を置き、そのためのシミュ
レーション環境GPGSiMを開発し、それを利用したシミュレーション研究を推進し
た。2009年3月には、吉田和男・井堀利宏・瀬島誠編『地球秩序のシミュレーショ
ン分析』日本評論社、として、その研究成果の一部を公開した。
このシンポジウムは、科学研究費補助金(基盤研究(S))に基づいて当該プ
ロジェクトが実施した、過去4年間におけるグローバル公共財としての地球秩序
に関する研究成果を公表して外部評価を受けるとともに、グローバル公共財学の
構築に向けた展望を示すことを目指すものである.

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橋本 敬    hash @ jaist.ac.jp
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科
http://www.jaist.ac.jp/~hash/
Tel: 0761-51-1756    Fax: 0761-51-1149



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